2022.09.17
9月後半に入り、朝晩ぐっと涼しくなってきました。
私は先日、掛け布団の上に薄い毛布を重ねました。
季節の変わり目には、冷えによる体調不良に気をつけたいですね。
そんな季節に、頼れる美味しいやつ!が、スパイスです。
スパイスを毎日の食生活に取り入れることで、身も心もぽかぽか温めることができます。
このブログ記事では、ダイエット、温活&デトックスにおすすめなスパイスについて書いています。
野草入りスパイス・チャイのレシピは、とっても簡単なのでぜひ挑戦してみてください♪

ダイエットにいいスパイス
秋は1年のうちでいちばん食べ物の美味しい季節。
旬の美味しいものは食べたいけど、その結果太っちゃうのは避けたいですよね。
スパイスは「しっかり食べた」という満足感の効果があるので、食べ過ぎを防ぐことが出来ます。
世界には100種類以上ものスパイスがあるといわれています。
身近なスパイスの中にも、ダイエット効果が期待できるスパイスがあります。
ダイエットにおすすめなスパイス
コショウ:脂肪細胞の分解を促す。体内のエネルギー代謝を高めて新陳代謝を上げる。(デトックス)
ショウガ:循環を活発にする。血流が良くなり基礎体温がアップすることで代謝が上がる。(デトックス&温活)
シナモン:毒素を燃やす効果がある。正常な血糖値を維持するために有効な抗酸化効果がある。(デトックス)
チリパウダー:リラックス作用がある。暴飲暴食を防いでくれる。
チリパウダーとは、赤唐辛子をベースに、にんにくやクミン、オレガノ、パプリカなどのスパイスやハーブをミックスさせた粉末調味料のこと。
七味唐辛子と中身が違いますが、複数の調味料を組み合わせている点が共通しています。
チリパウダーをいつもの料理にひとふりするだけで、スパイス風味の鮮やかな一皿が完成!
オムレツ、サラダ、スープ、肉料理、魚料理などにおすすめ。

スパイスの美容・健康効果
スパイスは「天然の薬」とも言われ、体にプラスの成分が豊富です。
最近では、スパイスの身体の免疫力を高める効果が注目されています。
腸内環境を整えると免疫力が向上し、ウィルスに感染しにくくなります。
頭痛、発熱、倦怠感などの風邪の症状の原因も、ほとんどはウィルス感染によるものです。
免疫細胞が活発に働いていれば、病原菌を追い出すことができます
スパイスは消化作用、殺菌など、それぞれに違った効果を備えています。
今回は「野草入りスパイス・チャイ」に使ったブラックペッパー(コショウ)、ショウガ、シナモン、クローブの効能について紹介します。
※コショウ、ショウガ、シナモンのダイエット効果については、上記に書いているので省いています。
シナモン:辛みと甘さを伴った特徴的な香りで、お菓子などによく使われている。
もともとは生薬や漢方として使われていた。
体を温める効果が大きく、血液循環が良くなることで美肌効果や、冷え性・むくみの防止に役立つ。
高い抗酸化作用を持ち、さらに毛細血管の傷を修復してくれる効果もあるので、肌の代謝が高くなり、アンチエイジングの効果が期待できる。
クローブ:腸にたまったガスを排出して、腸内環境を整える効果がある。
含まれる精油成分の「オイゲノール」には抗酸化作用があり、アンチエイジングに役立つ。
鎮痛効果と抗菌効果があり、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれます。歯科でも歯痛や居所麻酔などに利用され、「歯医者さんのハーブ」とも呼ばれる。
コショウ:肉・魚料理で最もよく利用されているスパイスのひとつで、スパイスの王様と呼ばれる。
カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分、マンガンなどのミネラルと、ビタミンB1、B2などの栄養価が高く、またピペリンという有効成分を含んでいる。
「ピペリン」は、交感神経を刺激して血流を良くする働きがあり、血液が末端の血管にまで行き渡ることで、冷え性が改善される。
また、他の食品の栄養吸収を高める効果がある。
※コショウには、ブラックやホワイト、グリーン、ピンクなどがあるが、加工の工程の差から色の違いと風味の違いがあるだけで、どのコショウを使っても同様な効果が期待できる。
ショウガ:食べ過ぎるのはよくなく、1日の摂取目安量は10g程度と言われている。
生姜に含まれる「ジンゲロール」という辛み成分は抗酸化物質の一種で、酸化作用を抑えアンチエイジングが期待できる。
ジンゲロールには、血管を拡張させる働きがあるため、血の流れをよくして、肩こりや頭痛の改善になる。
ジンゲロールを加熱したり乾燥すると、その成分は「ショウガオール」となる。
ショウガオールは身体を温める、殺菌・抗酸化作用、痛みを抑える、ダイエット、美肌効果がある。
冷えを改善したい場合は、加熱されたショウガを摂取することがポイント。
こちらのブログ記事でも、ショウガの効能について書いています。

今回、チャイに使った野草のペパーミントも、デトックス効果が高いです。
ミントの主な効能は、防腐、抗炎効果、風邪の頭痛、目の充血、喉、鼻水、鼻づまりの改善、筋肉痛、首、肩こりの緩和など。
野草入りスパイス・チャイのレシピ
1 牛乳 or 豆乳 200ml
2 水 400ml
3 紅茶(アッサムがおすすめ) 小さじ3〜4
4 生ショウガのスライス1〜2枚
5 好みのスパイス(写真は黒コショウ、クローブ、シナモン)適量
6 好みの野草(写真はペパーミント)適量

一般的なチャイのレシピでは、水と牛乳の割合は同量ですが、私は水の半量分の牛乳を使います。
そうするとヘルシーなだけでなく、味もさらっとして飲みやすいです。
チャイというと、シナモン、クローブ、カルダモンという3つのスパイスが定番です。
カルダモンは、健胃効果のある芳香性のショウガ科のスパイスですが、今回は代用に野草(ペパーミント)を使っています。
1 小鍋に水を入れ強火で沸かしたら、スパイスを入れて中火にする。
2 湯が茶色になったら火を止めて紅茶を入れる。
3 2分ほどおいたら、牛乳と野草を入れる。
4 中火で沸騰直前まで温める。
5 茶こしで濾し、ポットやカップに注ぐ。
6 好みで砂糖やシロップを入れる。

① 小鍋に水を入れ強火で沸かしたら、スパイスを入れて中火にする。

② 湯が茶色になったら、火を止めて紅茶を入れる。

③ 2分ほどおいたら、牛乳と野草を入れる。
④ 中火で沸騰直前まで温める。

⑤ 茶こしで濾し、ポットやカップに注ぐ。

⑥ 好みで砂糖やシロップを入れる。
チャイは19世紀のインドで作られたといわれています。
当時イギリスに支配されていたインドでは、良質な紅茶の茶葉はイギリスへ提供されていたため、インドに残る茶葉は質が悪く、そのままでは苦すぎて飲めなかったそうです。
そんな苦い紅茶を飲みやすくするために、ミルクと砂糖を加えたチャイが考え出されました。
※現在の日本で流通している茶葉であれば、砂糖なしでも美味しく飲めます。
このブログを読んでいただいてありがとうございます。
あなたに思いがけないハッピーがありますように!
スパイスを楽しみながら、毎日を元気に過ごそう♪
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