2022.06.08
2015年6月、ふたたびフランスに行くことになった。
22年半ぶりってことに、、、びっくりした。
まさしく T I M E I S M O N E Y ・・・
時間は、ほんとうに「あっ」という間に過ぎ去ってしまう。
のんびりしていても、ぎゅっと色んなことをしても同じ。
やりたいことがあるのなら、すぐにやるのがいい。

まぶしい夏のパリ
前回フランスへ行ったときは、冬だった。
グレーの空の下、人々のカラフルなベレー帽&コートが粋だった。
今回は、初夏の快晴で、30°Cに近い日もあった。
まぶしい陽射しの下、人々のサングラス&軽装が小粋だった

天候は、旅の印象に大きくかかわると思う。
陽のあたる街はかがやいて見えて、気分も明るくなる。
それに加え、前回はフランス語がほぼ解らない状態だったのに対して、今回はフランス語を理解出来たこともあり、旅が圧倒的に楽しかった。
外国の言語を学習すると、その国の文化にも自然に興味がわく。
フランスでは、早朝からパン屋(boulangerie)さんが開いていた。
フランス語講座、第1回目「パン屋さんでの買い物」が早速、役に立った。
何度も練習していた通りに、フランス語で注文した。
無事、朝食のun croissant et un pain au chocolat(クロワッサンとチョコクロワッサン)が買えた。
フランスでフランス語が初めて通じた、、、。
しみじみ、地味にうれしかった!
前回の旅では、フランスのパンの美味しさに感動していたけど、今回は「日本の美味しいパン屋さんと変わらない?」と感じた。
日本は、食べ物全体のレベルが高い。
パンやケーキも、今や本場フランス並みと思えるお店がたくさんある。

宝石のようなチーズたち
フランス語のテキストに、ブリヤ=サヴァランの名言、Dis-moi ce que tu manges, je te dirai ce que tu es.(あなたが食べているものを言ってごらん、あなたがどんな人物か当ててあげよう)が紹介されていた。
ブリヤ=サヴァランは、学問としての美食について書かれた「美味礼讃」の著者として有名な18-19世紀のフランスの法律家。
「食は全ての礎である」という哲学から、La destinée des nations dépend de la manière dont elles se nourrissent.(国家の人民の運命はその食生活次第である)などの、さまざまな名言を残している。

Un dessert sans fromage, est une belle à qui il manque un œil.(チーズが無いデザートは、片目を失った美女も同然である)は有名で、彼の名前がついたチーズがあるくらい。
パリには、おしゃれなFromagerie(チーズ専門店)がたくさんあった。

昔ながらのスタイルのお店もあれば、モダンで洗練された感じのお店もある。

宝石のようなチーズたち、、、うっかり、食べきれないくらい買ってしまう。
笑顔で説明してくれたり、細かい小銭をおまけしてくれたり、気さくなチーズ屋さんが多い。
パリの風景になる
パリの古い街並みを歩くと、かつての著名人の住処に通りかかることがある。
「赤と黒」の作家スタンダールのプレートの前では、ゴミ箱さえおしゃれに見えた。

ここには、今はどんな人が住んでいるんだろう??
パリをぶらぶら歩いていて、少し落ち着かない気持ちになった。
自分なんかが「パリの風景」になっていいのかな?
もはや闇雲になんでもほしいわけじゃないってことに気がつく。
自分の身の丈に合ったもの イコール しあわせ

旅する場所は、日常と違っていればいるほど、いいのかもしれない。
ささいな日常の問題は、実際ささいなこと、なのかもしれない。
違う世界にふれることで、自分の世界も変わる。
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