2022.06.01
断捨離しようとしても、古い写真が捨てられない。
家族の写真、旅行の写真、、、。
7年前、2015年の6月に、フランスへ行っていた。
それよりもっと以前の90年代にも、フランス、パリへ行ってる。
2回のフランス旅行は、印象が、ずいぶんちがった。
その間に、自分は変わったし、世界も変わった。
今日は、最初のフランス旅行のことを、思い出してみる。

セレンディピティ✖️2
冬休みに、友人と、パリへ行くことになった。
「約1週間の観光」ということだけを決めて、旅立った。
イギリスの小さな港町で、フランスCalais行きのフェリーに乗った。
海はおだやかで、ぜんぜん揺れなかった。
フェリーの甲板を、ぶらぶら歩いていると、バッタリ知人に出くわした。
知人は、お父さんがイギリス人、お母さんがフランス人のバイリンガル。
パリにある、お母さんの実家へ、家族で向かうところだった。
「家に泊まれないか聞いてみる」って言ってくれた親切心が、うれしかった。
フェリーがフランスへ近づいたとき、何気なくパスポートを見ていて違和感を発見!
ひええっ、、、ビザが切れてたんだ、、、(顔面蒼白)。
イギリスの滞在ビザが切れていたのに、フェリーの税関は出国スタンプを押印してくれた。
外国人のオーバーステイ(不法在留)は違法なので、フランス旅行へ行ってなかったら、大変なことになっていたかもしれない。
もしくは飛行機でどこかへ行こうとしていたなら、税関で止められていたかもしれない。
「偶然の産物」「幸運な偶然を手に入れる力」を意味する言葉。
偶然、フェリーの甲板で知人に会ったことはもちろん、ビザ切れに気がつかないまま、オーバーステイをなしにしちゃったセレンディピティ、、、
ダブルラッキーじゃん!
そんなこんなで、次の瞬間、フェリーはフランスに到着。
大都会パリへ向かう
フェリーから降りると、素朴な港町Calaisは人もまばら。
知人は、家族の車でパリへ。
すぐそばにある駅で、わたしたちはパリ行きの列車を発見。
チケット売り場が分からなくて、とりあえず乗車した。
車内はまばらで、制服を着た係りの人も、忙しそうに通りすぎていく。
のんびりした車窓からの風景を、2時間ほど楽しんだ。
列車は終点、大都会パリの巨大な駅に到着した。
でも、なんと!!改札に誰もいない?!?!
結局、パリまで無賃乗車してしまった、、、。
これもラッキー!?
※帰りはパリの窓口で切符を購入。
エッフェル塔って、下に入れるん?
当時、ぶらり旅で頼りになったのは、駅にあるインフォメーションセンター。
ホテルを紹介してもらおう、、、と思ったら、もう閉まってる。
その晩は、駅の近くにあった、安そうなのに安くないホテルに1泊した。
照明とベッドカバーが派手なオレンジ色のベッドに入って、横たわった。
天井に、正体不明の虫の行列が歩いてる、、、。
気をうしなったのか、すぐ寝てしまったのか、思い出せない。
翌朝、さっさとチェックアウトすると、とりあえず小綺麗なカフェに入った。
フランスのフランスパンって、ほんとに美味しい、、、♡
フランスのプチ・デジュネ(朝ごはん)、、、名前がすでに素敵だし。
そして地下鉄に乗って、エッフェル塔へむかった。
フェリーで会った知人の「翌日パリを案内する」という申し出の待ち合わせ場所が「エッフェル塔の下」だった。
それにしてもエッフェル塔って、なんであんなにお洒落なんだろう??
エッフェル塔の下は、見通しがよく、すぐに知人と再会することができた。
そして、ノートルダム寺院などの観光名所を、案内してもらった。
パリは、どこもかしこも、おしゃれな大人の雰囲気に満ちている。
おすすめのフレンチレストランへ、連れていってもらった。
フランス語、フランス料理について、ある程度の知識がないと、注文どころか入店すら、ためらわれる。
メニューの注文は、すべて知人におまかせした、、、。
緊張しながら、食べてたせいか、ステーキの味が思い出せない。
お子さまだったので、ワインを頼まなかったけど、食後に出された山盛りのチーズに、細い目がまんまるになった、、、☆
パリって、お子さまにはもったいない??
(お子さまの旅②に続く、、、)
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