西田幾多郎記念哲学館(石川県かほく市)で迷い、考える。

AREAフリー

「哲学には答えがないから」と哲学科の学生が言っていました。

「西田哲学」が世界的に有名とは聞いたことあるけど、

詳しいことを何も知りません。

Contents

・入り口はどこ?

・哲学へいざなわれる

・時間も自分も忘れてしまった

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入り口はどこ?

とりあえず、行ってみて、考えることにしました。

奥の方にドアらしいものがみえる、門のようなところへ入りました。

そうしたら、、、行き止まりでした。

仕方がないので、元来たところへ戻ってみると、

小さい字で「哲学館はあちら」とあります。

そちらへ行くと、大きな建物が見えました。

中に入る前から、さっそく不思議体験。

それらの建物は建築家安藤忠雄設計だそうです。

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哲学へいざなわれる

西田幾多郎は1870年石川県かほく市生まれ。

西欧の近代哲学とは反対の主客未分、「純粋経験」の立場をとり、

「自覚」「場所」をキーワードに独自の思索を深める。

「善の研究」(1911年)は日本最初の哲学書と呼ばれている。

来館者用のパンフレットには

哲学とは「知ることを愛すること」

情報を増やすのではなく「自ら迷い、考え、真実を追い求めること」

歩き、立ち止まり、また来た道を戻ってください

とありました。

まず建物の中に入る前に迷いましたが、

建物の中も入り組んでいて迷路のようです。

「哲学へのいざない」コーナーでは

どっぷりと西田哲学を体感しました。

円形の窓の丸い窓枠に腰掛けて、哲学のワードを眺める、、、

井戸を覗き込んで、自分と哲学を眺める、、、

ぽちゃん、とか、ザザー、とか音も聴こえてきます。

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時間も自分も忘れてしまった

地下かどうかも分からないまま、どうやら地下へ来たようでした。

扉には「空の庭」とありました。

とっさに思い出したのは、大阪梅田の空中庭園です。

植物があるのかな、、、でも空に?

扉を開くと、、、そこは空っぽでした。

地下から空だけが見えます。

こんな場所って、、、とても贅沢な感じがします。

今はどこもかしこも、物や情報であふれていますから。

空っぽな時間こそ、現代人にはとびきりのぜいたくなのかも!

このブログを読んでいただいてありがとうございます。

あなたに思いがけないハッピーがありますように!

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