人の悩みのほとんどは人間関係だといいます。
人間関係がよくなる、たった1つの方法は単純で、人を大切にすることです。
具体的には、まず自分を大切にする。それから周囲の人に温かく接する。
人は自分のこころの波長に近い現実を引き寄せるといいます。
今回は、Voicy「自己実現の心理学@樋口嘉則」(2021/12/08)「自分を知るための画期的な切り口」からの学びをシェアしたいと思います。

人々が優しかった異国の生活
私は、10代の終わりから、20代の前半を、海外で暮らしていました。
イギリス人達と、昼間に何度もとるティータイムに、たくさん話したり、夜に出かけた先では、なぜか他の国の人達と話す機会が多かったです。
色んな国の人々と話すことによって分かったことは、外国人として暮らすということは、どんなに言語をネイティブに操れる人であっても、同様に「異国」であるのだという当たり前のことでした。
世界の色んな国には「それぞれの色んな普通」があるということ。
そして「異国」を感じるもの同士、「異国にいる」という共感を感じるということ。
「何人ってこうだよね?」に対する返事としては、ある人種に対するステレオタイプは認める。
それでも、私は特定の人種に対して悪い意見を持つことは今でもないです。
イギリスに住んでいた頃を振り返って思うのは、何故あんなに人々が優しかったのだろう?ということです。
こころの波長が現実をつくる
人というのは、眼が外についているために、人の問題にはすぐに気がつき、自分のことは意外と見えていないといいます。
古代ギリシアの哲学者タレスは、
「何が容易なことか」と訊かれ「他人に忠告する事だ」と答え、
「何が困難なことか」と訊かれ「自分自身を知る事だ」と答えました。
Voicyでは分かりやすい例として、ある小話が紹介されていました。
ある街の入り口に、老人が座っていた。
ある若者Aがやって来て、老人に尋ねた。
若者A「この街はどんな街ですか?」
老人「君はどんな街から来たのかね?」
若者A「僕は腹黒くてタチの悪い人達ばかりの街から来ました」
老人「この街も似たようなもんじゃよ」
また別の若者Bがやって来て、老人に尋ねた。
若者B「この街はどんな街ですか?」
老人「君はどんな街から来たのかね?」
若者B「僕は親切で心の温かい人達ばかりの街から来ました」
老人「この街も似たようなもんじゃよ」
数日後、二人の若者は再び老人のところにやって来て、
若者A、B「あなたの言った通りでした」と言った。
つまり・・・類は友を呼ぶ。
周囲の状況、あなたの人生は自分の心のあり様を写し出しているということですね。
鏡の法則
樋口さんは「人生というのは自分の心を映し出す鏡」だといい、これを「鏡の法則」と呼んでいます。
人は自分の心の波長に近い現実を引き寄せる
思考は意識でコントロール出来るが、心の波長という無意識まで含めた潜在意識を知ったり、コントロールをするのは難しい。
樋口さんからのカンタンかつ具体的なアドバイスは、、、
まず自分を大切にする
それから周囲の人に温かく接する
周囲の人に感謝していたら、ますます感謝できるようになる。
それは、、、確かにそうです。
私は1年前から感謝日記をつけ始めたのですが、それ以来人間関係が改善したと感じています。
注意:「鏡の法則」は全ての人に働いている法則だけど、全てを解決出来る万能の法則ではないということ。
自分で周囲の環境を全く選べない状況においては、少し苦しく感じてしまう法則かもしれません。
それでも自分が変わることで、確実に周囲の人々への影響というものがきっとあります。
樋口さんの「鏡の法則」が理解しやすい、こちらのマンガは試し読みができます。
このブログを読んでいただいてありがとうございます。
あなたに思いがけないハッピーがありますように!

にほんブログ村
コメント