2022.02.26
おそらくみんな気がついていないだけで、人生は想像したとおりになっている。
旅行やイベントのために休暇をもらう。
でもそれは何かをするための休暇だ。
あれもしたいこれもしたいと身体も心も、いつも忙しい。
本当になんにもしない時間がほしい。(そのことを自分も周囲もよしとする環境も)
そうしたら突然思いもしない形で2週間の休息時間がふってきた。
ケガのため安静にしなければいけないという棚ぼたが。
内側側副靭帯損傷(ナイソクソクフクジンタイソンショウ)とは?
1週間前の寒い朝。雪の下に凍った道があるのに油断して歩いていた。
気がついたら身体が宙に浮いてて次の瞬間、左膝でつい〜と滑っていた!
その時点では痛みはさほどなく、ふつうに起きあがる。
異変を感じたのは、それから約7時間後。
膝を曲げたときに、するどい痛みを感じる。
そして膝まわりが腫れていることに気がつく。
膝に力を入れると痛いので、左足を引きずって歩く。階段なんて、痛くて痛くて拷問のような感じ、、、
さすがにちょっとおかしいんじゃない?となり、土曜日だったので、急患センターへ行くことになった。
コロナ禍で発熱患者の来院がないせいか、全体の受診者は3〜4人。
先生方のゆとりのある対応が、うれしかった。
左膝の腫れは、水(関節液)と血液が溜まっていたせいだった。
注射器でそれを吸引されたあとは、痛みがだいぶやわらいだ。
内側側副靭帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)というものらしい。
重症度Ⅱ度(中度)で膝を真っすぐに伸ばせない、歩行困難が見られる状態。
内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)とは:
膝の主要な4つの靭帯の一つで、関節の内側で脛骨と大腿骨を繋げている。他の靭帯と比べて大きな靭帯で、膝の外側からのストレスに抵抗することで、関節の内側部分が開きすぎるのを防ぐ役割をしている。
内側側副靱帯はふつうタックルなどの外力で損傷、アメフトやラグビーの選手に多いケガらしい。
しばらく整形外科へ通うことになった。
堂々と何もしないでいる
急患センターでは夫に車椅子(人生初乗車)を押してもらい、整形外科へは夫の腕につかまって歩いて、なんとか受診した。
MRI検査は寝たまま小さいドーム型の機械の中へ入って、30分くらいじっとしていれば終わる。
その後はまた膝にたまった血を注射器で抜かれる。
そして脚の付け根から足首までギプスで固定された。
ラッキーなことにギプス装着にぴったりの服装をしていた。
丈の短い上着、七分丈の幅広パンツ、ゆるくて長いくつ下、かかとなしの靴。
細いパンツやタイツだと、ギプス装着のあとは着ることが不可能。
着替えはもちろん、ふつうに歩くことさえも出来ない。
松葉杖はなんと、最低2ヶ月は使うように言われた。
診断書を書いてもらい、仕事も休めることになった。
なんと、堂々と家事までも、まったくしなくてもよくなったのだ!
これからの人生を考える
少しかぜ気味でも仕事で疲れていても、よほどのことがない限り家事をやらなきゃと思う。
周囲&自分すら休息を自分に許す状況は人生初。
脚はたしかに痛いけど、それ以上の大きなリターンがあった。
人生において真にありがたいものは、家族や周囲の人達のやさしさだ。
自分はこんなにしあわせでいいのか?と思いながら、堂々とねころびながら、、、
受けたやさしさを世の中に循環させていけばいいんだ!
とあらためて思った。
もうひとつの大きな学びは、身体能力の重要さに目覚めたこと。
そして筋トレを真面目にがんばる決心をした。
しあわせな毎日のため、あたたかい人間関係&健康(筋肉)を大切にしよう!
このブログを読んでいただいてありがとうございます。
あなたに思いがけないハッピーがありますように!
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コメント
サウナの報告をしようと思い、お姿を探せどお見かけせず。
こんな事態になっているとは驚きました。神様が与えてくださった休暇だと思いゆっくりのんびりと、どうぞお大事になさって下さいね!
はなくろさん
あたたかいお言葉ありがとうございます❤