こんにちは、車なし地方住みのるんるんです。
日本と同様にマレーシアの首都クアラルンプールでも、B級グルメが充実しています。
私はガイドブックを見たりした後、現地で実際の店の雰囲気を見て入る店を選ぶことが多いです。
先日行ったクアラルンプールでも特に予定を決めずに、ぶらぶら街歩きをしながら休憩がてらカジュアルな食事を楽しみました^^
今回の記事では実際にわたしがクアラルンプールで見つけた、B級グルメを写真つきでご紹介しています。
本当に美味しい海南チキンライスは?
クアラルンプールは他民族国家マレーシアの首都です。
マレー系と先住民が 67%、中国系が 25%、インド系が 7%となっています(2010年国勢調査)。
つまり4分の1は中国系、そして首都のクアラルンプールではさらにその比率が高いように感じました。
そのためクアラルンプールのチャイナタウンは本当に充実しています。
ここはチャイナタウンというより、中国系住民の居住区。
無数にお店があるので、どこに入ったらいいのか分からないくらいです。
こういう時はズバリ直感に頼りましょう〜
トタン屋根で半屋外のようなお店ですが、黄色に赤字の看板に惹かれて入ってみました。
小さいお店ですが女性2人と男性1人が優しく声をかけてくれ、奥のスペースへ案内されました。
なんだか可愛いこの感じ、とても良いですよね〜
そしてクアラルンプールのチャイナタウン定番の海南チキンライスを注文。
あんまり美味しそうに見えない?
でも、とっても美味でした^^
写真には映らない美味しさ!
お椀に入った液体がコクのあるチキンスープで、ご飯にはチキンの美味しい出汁がしみています。
チキンはさっぱりとした醤油味で、添えられた甘くない辛いチリソースがとても好みでした。
これで約300円なので、クアラルンプールへ行ったら絶対リピートしたいですね〜
ガイドブックにも載っていない「陳東記」は黄色に赤字の看板が目印。
絶対はずせない!ロティチャナイとは?
ガイドブックでロティチャナイというマレーシアのインド系フードが人気と紹介されていました。
ナンよりも柔く小さいパンケーキのようなパンのような見た目。
生地を薄く伸ばし何層にもなって焼き上げてあるため、しっとり、もちもちの食感です。
飲み物やインドカレーと一緒に朝食などにもよく食べられるそう。
クアラルンプールではインド系のレストランもよく見かけます。
ブキッビンタンのマリオットホテルに泊まった翌朝、メイン通りからすぐ横に入った通りで、ロティチャナイが食べられそうなお目当ての看板を発見。
クアラルンプールは屋外のこういうスペースで食事している人々も多いですが、治安面で通行人が気になる私はお店の中へ入ります。
「HAMZA cafe」インド系カフェにしては清潔で、とても良い感じです。
さすがブキッビンタン(日本で言えば銀座)という場所柄でしょうか。
ロティチャナイは枚数が選べます。
朝ごはんはあまり食べないので、私は1枚だけにしました。
カレー3種と飲みもののセットを注文。
袋に入ったオレンジジュースは見た目のカジュアルさに驚きましたが、フレッシュで美味しい!
ロティチャナイはそのままでも美味ですが、カレーをつけて食べると美味しさ倍増。
このセット、約350円と驚きの価格。
すぐ近くにありわたしが宿泊したマリオットホテル・クアラルンプールは、とにかく立地が便利。
フロントも客室も広くはないのに、高級感があって居心地が良かったです。
こういうお部屋、長期滞在の最終日とかに特に良さそうですね〜
こんな一等地でこのグレードの部屋に1泊1万円ちょっと(為替相場により変動)で宿泊出来るって最高!
こちらのホテルはサウナやスパも居心地よくて、コスパがかなり良かったです。
私は簡単に海外ホテルの検索ができるExpediaで予約をしました。天候不問のグルメ天国ならスリアKLCC
マレーシアは、イスラム教が 61%、仏教が 20%、ヒンズー教が 6%であり、各宗教の人口構成はマレー系、中国系、 インド系の民族構成とほぼ対応していて、その他にキリスト教徒が 9%を占めているとか。
宗教のためにアルコールや豚肉は特に制限されているようです。
クアラルンプールほどの都会でも、泥酔して騒いでいる人々を一度も見かけることがありませんでした。
概ね人々は穏やかでルールを守っている印象です。
そしてお肉は特にチキンが美味しいですね〜
少し辛味のあるソースが味噌やニンニク風味だったりします。
こちらのメニューはPAN MEEという卵入りの平たいもちもち麺。
上に乗っているチキンが本当に美味しい!
ご飯に合いそうなしっかりした味でしたね〜
現地の人々が行列する人気店「JJ CHILE PAN MEE」では、色んな種類のトッピングを選ぶことが出来ます。
クアラルンプール随一の観光スポット、スリアKLCC内にあるフードコートはまさにB級グルメ天国!
焼けつくような日差しや突然の雨などの天候に全く左右されることなく、食事が楽しめます。
フードコートなので購入したものは自分で席へ運びますが、食後はトレーのままテーブルに残していくシステム。
常にスタッフがテーブルをチェックして、綺麗にしてくれています。
フードコートでも安心して清潔な状態で食事が出来るって素晴らしいです^^
KLCCフードコートはテーブルも床もピッカピカ!
混雑していることもあるのでお腹が空く前に行って、色々なメニューを吟味するのがいいですね。
マレー料理と中華料理にまたがるニョニャ料理レストランとして有名な「Ahh-Yum」。
メニューのバリエーションが広くて選ぶのが大変だったのですが、温かいビーフンを食べてみることにしました。
フルーツは下の階にあるスーパーで計り売りしていたものを、持ち込み(自由なようです)ました。
種のないスイカとマンゴーが信じられない美味しさ!
スープはあっさりとした鶏のお出汁で、豊富なトッピングで味変というのが楽しくて。
唐辛子の辛味や柑橘の酸味が合いますし、ピーナッツのような柔らかい豆がアクセントになっていました。
レバノン料理って美味!Al-Amar express
現地の方におすすめされて「Al-Amar」という、素敵なレバノン料理のお店に行ってみることにしました。
東京でいうと表参道のような雰囲気の大通りに、小さめの飲食店がたくさん並んでいます。
ビギッビンタン付近はクアラルンプールでも一番にぎやかな印象です。
この辺りの飲食店は外壁がガラスなことが多く、店内が明るくてキレイなことが見えて安心ですね。
入店してすぐ店員さんがとても愛想良く対応してくれました。
分からない料理名がズラ〜っと並んだメニューから、なんとなく選んだのがコレ。
焼いたばかりのふんわりした薄焼きパンがとっても美味しいです。
中の具は色々と選べるようでしたが、私は普通のチキンと野菜にしました。
ひよこ豆のペースト「フムス」をつけて食べるフライドポテトは厚切りの揚げたて。
食後のお茶がポットで出されたのですが、めちゃくちゃ美味しい独特のお茶でした^^
そしておまけで付いてきたゴマクッキーがゴマたっぷりで本当に美味!
立地最高のこんな場所で1,400円ほどですから、やっぱり格安ですよね〜
サイコーにおしゃれ!オールド・プレシャス・チャイナ
「プレシャス・オールド・チャイナ」は色々なガイドブックにも掲載されているニョニャ料理の有名店。
実際に行くと雰囲気の良さが分かるよ!
「ニョニャ料理」とは15世紀のマレーシアやシンガポールで、中華圏移民の男性と現地女性ニョニャとの結婚から生まれたプラナカン文化の料理。
「プラナカン」とは彼らの混血の子孫のことで、中国やマレーに西洋の文化をミックスさせた独自の生活スタイルを築きました。
中国と東南アジアを融合した複雑な食文化は、中国料理の料理法や食材を用いて、地元のスパイスや木の実、ハーブなどが取り入れられて、風味豊かに味わい深く仕上がっています。
広い店内の一番奥にトイレがありました。
木造のアンティークドアの隙間が少し気になりましたが、実際にトイレの中に入ると部屋が広いため大丈夫な感じ。
トイレの部屋のインテリアも美しくて、思わず写真を撮りたくなってしまいます。
頼んだのはやっぱりラクサ!
少しピリ辛のクリーミーなココナッツミルク入りのスープは評判通りの美味しさです^^
優しくてホッとするオールドタウン・ホワイトコーヒー
海外旅行に行ったら最後に空港で現地の通貨を使いきるのが理想。
それを叶えてくれたのが「オールドタウン・ホワイトコーヒー」。
マレーシアでは有名なコーヒーチェーン店です。
メニューと睨めっこして「カヤジャム(ココナッツのジャム)とピーナッツバターサンド」をまず選んで・・・
コーヒーをプラスしてちょうど20円程足りない計算ですが、ともかく注文。
「現金がコレだけしかないから、足りない分はカードでいい?」と聞くと「じゃあ、ま〜いいよ」と言う返事とともにジャスチャーで、カードは要らないと。
基本的に人々はおおらかで親切!
「どこから来た?」「日本」「笑」・・・日本人らしくないって思われたかもしれません。
それにしても旅先でのこういう会話って楽しいんですよね^^
クアラルンプールは想像以上に便利な都会で、大体は英語が通じるのでありがたいです。
東京のように混雑していないという点で、移動もスムーズで快適!
支払いについては屋台での飲食や地下鉄(Suicaカードのような物も売ってますが)などを除いて、VISAカードが1枚あれば全く問題なし。
現金の両替は1万円分で余るくらいでした。
清潔で空いていて快適な「オールドタウン・ホワイトコーヒー」の店内。
カヤジャムサンドは程よい甘みが美味しくて、ブラックコーヒーに合いそうでしたが・・・
マレーシアでは甘いのが善なようで、コーヒーはデフォルトで砂糖入りなんですよね〜
それだけはちょっと残念。
クアラルンプール空港の出発ロビーではオールドタウン・ホワイトコーヒーは、スターバックス・コーヒーの右隣りにあります。
スターバックスの価格は日本と同程度と現地では高価ですが、こちらでは美味しいブラックコーヒーを飲むことができました。
このブログを読んでいただいてありがとうございます。
あなたに思いがけないハッピーがありますように!
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