スパ・バルナージュ|富山・魚津|アートと絶景のサウナに行ってきた【体験レポ】

スパ・バルナージュ 立山連峰を望む水風呂(イラスト) かふぇトーク

「ホテルの中にあるサウナって、宿泊した人が入るところでしょう?」

富山・魚津のスパ・バルナージュに行く前の私は、正直そう思っていました。

わざわざ日帰りで入りにいくところだろうか、と疑問でした。

ところが、同じホテルのレストランでランチを食べたあと、その足で9階に上がってみたら、そのイメージは180度ひっくり返りました。

るんるん
るんるん

えっ、ほぼ貸切でこの眺め……しかもこの値段!? 何も期待しないで行ったぶん、良い意味で裏切られました!

この記事では、スパ・バルナージュを日帰りで利用した本音の口コミと、料金・2種類のサウナ・2つの水風呂・アメニティ、そしてランチとセットにすると入浴料が10%引きになる方法まで、まるごとお届けします。

「富山に行くけれど何をしようか決めていない」「サウナは好きだけれど、混んでいるのが苦手」そんなあなたにこそ読んでほしい記事です。

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スパ・バルナージュとは?富山・魚津のホテル9階にあるサウナ

スパ・バルナージュの入口 ホテルグランミラージュ9階

スパ・バルナージュは、富山県魚津市のホテルグランミラージュ9階にあるサウナ・温浴施設です。

2024年4月にオープンした、まだ新しい施設なんですね。

魚津駅から歩いて5分ほどという、旅の途中に寄りやすい場所にあります。

面白いのが、お風呂に使われている水です。

北アルプス・立山の伏流水を100%使用していて、水風呂を含めたすべてのお風呂が「飲める水」でつくられているんです。

温浴の監修は、サウナの聖地として知られる「サウナしきじ」のご息女・笹野美紀恵さん。

浴室に描かれたタイル画は現代美術家の舘鼻則孝さんの作品です。

ホテルの大浴場、という言葉から想像するものとは、そもそも成り立ちが違う施設でした。

料金と営業時間(執筆時点)

  • 日帰り入浴(最大2時間30分):平日 大人1,800円/小人900円
  • 土日祝・繁忙日:大人2,000円/小人1,000円(3歳以下は無料)
  • タオルセット・フリードリンク付き事前予約は不要
  • 営業時間:10:00〜21:00(木曜は15:00〜21:00)

タオルもドリンクも料金に含まれているので、手ぶらで行けます。

※料金・営業時間は変わることがあります。おでかけ前に公式サイトでご確認くださいね。

まずはレストラン「ミラヴェール」のランチバイキングから

ミラヴェールのランチバイキング サラダと生ハム、スープのトレー

この日は、同じホテルの中にあるレストラン「ミラヴェール」のランチバイキングから始めました。

料金:平日 大人2,420円(税込・中学生以上)/土日祝 2,750円
営業時間:11:00〜15:00(入店は14時まで)
90分の時間制
※いずれも執筆時点の情報です。

正直に言うと、食べ放題にはあまり期待していませんでした。

ところが、いちばん驚いたのがサラダと野菜だったんです。

食べ放題にしては、というただし書きが要らないくらい、しっかり美味しい。

とくにトマトが良かったです。

地元の食材をできるだけ使っているそうで、それが分かる味でした。

シェフによるライブクッキングもあって、この日(平日)はローストポークのねぎ塩風味。

土日祝はローストビーフのカッティングになるそうです。

目の前で切り分けてくれた焼きたてを美味しくいただきました。

そして、この日いちばん「これは」と思った一皿が、サツマイモのパイ フランスチーズ添えでした。

ほくほくと甘いサツマイモに、塩気のあるチーズ。

おかずなのかデザートなのか分からないまま、おかわりしています。

冷たいヴィシソワーズも、ホテルらしくて嬉しい一品でした。

ホテルカレーはスパイスがしっかり効いていて、ご飯も本当に美味しい。

茶そばや押し寿司、オム焼きそばもあって、二皿三皿と取りに行くうちにあっという間に時間が過ぎます。

デザートを持って席に戻ったとき、手元で気づきました。

フォークもスプーンも銀食器なんです。

持つと少し重くて、口に入れるとひんやりします。

同じソフトクリームでも、この一本で食べると違うものに感じるから不思議ですね。

気に入っている人が多いというのも分かります。

バイキングというと、慌ただしく取って食べるものを想像しますが、ここは道具のところで落ち着かせてくれます。

ほぼ満席なのに、混んでいる感じがしなかった理由

ミラヴェールの窓から見える庭 席の間隔が広い店内

訪れた日はちょうど市内で観光イベントがあり、店内はほぼ満席でした。

それなのに、慌ただしさをまったく感じなかったんです。

理由は席のとり方でした。

テーブルとテーブルの間がたっぷり空いていて、料理を取りにいくビュッフェエリアも広い

だからお皿を持った人同士がぶつかることも、順番待ちの列ができることもありませんでした。

人数は入っているのに、席についてしまえば静かに食べられる。

ここは、人混みが苦手な方には嬉しいところだと思います。

デザートも、季節のフレッシュフルーツ、手作りケーキやパイ、ソフトクリームまで揃っていました。

コーヒーもいただいて、ここでいったん満腹です。

るんるん
るんるん

満席なのに、ゆっくり食べられる……! この時点でもう、ホテルのレストランって良いなあと思っていました。

【これが一番お得】ランチのレジで入浴の割引券がもらえます

ミラヴェールのデザートとコーヒー 銀のフォークとスプーン

この記事でいちばんお伝えしたいのが、ここです。

レストランを利用すると、スパ・バルナージュの入浴が10%引きになる券をもらえます。

受け取る場所は、レストランのレジ。

ただし、ひとつだけ注意があります。

この券は「欲しい方に」渡される形なので、黙っていると出てきません。

お会計のときに「このあとスパを利用したいのですが」と伝えてください。

平日の大人料金1,800円が、この券を出すと1,620円になりました。

券はスパの受付ではなく、ホテルのフロントで支払うときに渡します。

ランチ2,420円と合わせても、半日ゆっくり過ごして4,000円ちょっと。

この内容だと、かなり安いほうだと思います。

ただし、この割引は執筆時点(2026年9月)のものです。

こうしたサービスは終わってしまうこともあるので、おでかけ前に公式サイトのお知らせを見ておくと安心ですね。

もし割引がなくても、平日1,800円でこの内容なら、じゅうぶん行く価値があります。

時間の組み立ても、ちょうどよく噛み合います。

ランチが90分制、スパが最大2時間30分。

11時台にランチに入れば、午後はまるごとサウナに使えるんですね。

9階へ。エレベーターを降りたら、海の見えるラウンジでした

スパ・バルナージュ 海の見えるラウンジと9階の窓からの眺め

9階でエレベーターを降りて、廊下を先に進みます。

すると、ふっと視界が開けました。

白いソファが並ぶラウンジです。

大きな窓の向こうに魚津の街並みと富山湾。

この日は快晴で、水平線までくっきり見えました。

丸い照明がやわらかく下がっていて、ホテルのロビーというより、美術館の休憩室のような場所です。

ソファの座り心地がまた良くて、入る前からくつろいでしまいました。

窓辺にはカウンター席もあって、海を見ながら一人で座っていられます。

フリードリンクが、思っていたより充実していました

スパ・バルナージュのフリードリンクコーナー

ラウンジには無料のドリンクバーがあります。

コーヒーマシンがあるのは想像していたのですが、その隣に爽やかな系統のドリンクが揃っていたのが嬉しい誤算でした。

この日あったのは、DAKARAやアセロラなど。

サウナから出たあとの体に、あの酸味がしみるんです。

製氷機とウォーターサーバーも置いてあるので、水分補給に困ることはありません。

受付の方の対応が、とても親切でした

スパ・バルナージュ 海を眺められる窓辺のカウンター席

実はこの日、私は自分のうっかりでちょっとした騒ぎを起こしています。

まず「靴がない」と思い込み、次に「ロッカーの鍵をなくした」と思い込んで、一人で焦っていました。

受付の方は嫌な顔ひとつせず、マスターキーを探しにいこうとしてくださったんです。

鍵は、自分の鞄の奥から出てきました。

るんるん
るんるん

ありました……鞄の奥に。お騒がせしました、そしてありがとうございました!

完全に私の勘違いだったのに、最後まで落ち着いて親切に対応してくださいました。

ホテルのフロントの方も感じが良く、旅先で慌てているときのこういう対応は、それだけで安心しますよね。

受付では利用時間についても、きっちり何分と区切るのではなく「だいたい2時間半でいいですよ」というやわらかい伝え方をしてくださいました。

急かされている感じがまったくなくて、この余裕のある感じが、いいホテルだなあと思ったところです。

サウナは2種類。私が繰り返し入ったのは「瞑想サウナ」でした

スパ・バルナージュの絶景サウナと瞑想サウナ(イラスト)

浴室の入口には赤い提灯が並び、「ウミ」「ヤマ」と書かれた暖簾が下がっています。

ここから先が、スパ・バルナージュの本体です。

サウナは2種類あります。

  • 絶景サウナ(約90℃)……大きな窓から光が入り、立山連峰と富山湾を眺めながら入れるサウナ
  • 瞑想サウナ(約85℃)……照明を落とした、静かに自分と向き合うためのサウナ

数字としてはよくある温度ですが、実際に入るとしっかりと満足できる熱さ。

物足りなさはまったくありませんでした。

両方とも良いサウナです。

そのうえで、私が繰り返し入ったのは瞑想サウナのほうでした。

暗い室内に鐘の音のサウンドが流れていて、これがとても良いんです。

目を閉じていると、自分がどこにいるのか分からなくなるような感じがしました。

結局、ここを3〜4回リピートしています。

もうひとつ、瞑想サウナを選んだ理由が紫外線です。

絶景サウナは大きな窓から光が入る造りなので、日中はどうしても日差しが入ります。

景色は文句なしなのですが、この年代になると日焼けが気になるんですよね。

その点、暗い瞑想サウナなら、そこを気にせずに入っていられました。

ということは、絶景サウナをいちばん楽しめるのは、泊まった日の夜かもしれません。

暗くなってから、明かりのついた街と海を眺めながら入る。

想像しただけで良さそうです。

次は泊まりで行きたいと思っている理由のひとつが、これなんです。

るんるん
るんるん

絶景のほうが目当てだったはずなのに、気づけば暗いほうばかり。鐘の音に癒されます!

ととのいスペースは、風が吹き抜けます

スパ・バルナージュのととのいスペース リクライニングチェア(イラスト)

休むスペースには椅子が5台ほど置かれていて、そこを風が吹き抜けていきます

リクライニングチェアが3台もあり、心地良くととのえる。

そしてこの日は、平日だったこともあってほぼ貸切でした。

他に2名いらっしゃいましたが、少しお風呂に入ってすぐ出ていかれたようで、ほとんどの時間を一人で過ごしています。

満席だったランチとは、まるで別の建物のようでした。

水風呂も2つ。飲める水の水風呂と、プールみたいなぬるい水風呂

スパ・バルナージュのインフィニティ水風呂と立山連峰(イラスト)

水風呂も2種類ありました。

  • インフィニティ水風呂……16〜17℃。公式サイトでは「寝水風呂」とも紹介されている、絶景を眺めながら入れる水風呂です
  • 不感温度水風呂……30〜37℃。深さ約70cmで、浮いているような感覚になる浅いお風呂。

私が繰り返し入ったのは、16〜17℃のほう。

冷たすぎず、ぬるすぎず、素直に気持ちいい温度でした。

ととのいスペースのすぐそばにあるので、動線としても楽なんです。

サウナ、水風呂、リクライニング、と数歩で移動できます。

そしてここが立山の伏流水100%、飲める水です。

せっかくなので飲んでみたら、これが美味しい。

水風呂の水をそのまま飲めるという体験は、なかなかないですよね。

もう一つの不感温度水風呂は、プールくらいのぬるさです。

こちらは1回だけ入りましたが、これはこれで良い感じでした。

ゆらゆら浮かんでいたい方は、こちらを長めに使うのも良さそうです。

浴室に描かれた舘鼻則孝さんのアートについても、ひとこと。

主張しすぎない、控えめでセンスの良い入り方でした。

アートを見にきたわけではないので、これくらいがちょうどいいんです。

お風呂に入っている邪魔をしない飾り方だなあと思いました。

アメニティはReFaとOSAJI。少し暗めの照明がちょうどいい

スパ・バルナージュの脱衣所とパウダールーム 木のロッカーと洗面台

脱衣所とパウダールームも、丁寧につくられていました。

木のロッカーと黒い壁で、シンプルで清潔で、おしゃれ。

照明が少し暗めに落としてあって、これがくつろぎます。

そして40〜50代の私が声を上げたのが、アメニティです。

公式によると、ドライヤー、シャンプー等は「ReFa」、スキンケアは「OSAJI」

どちらも、自分で買うときには少し考えるブランドですよね。

置いてあるものの香りが良いのも嬉しいところでした。

この年代になると、慣れない化粧水で肌がピリッとすることがあるので、ちゃんとしたものが置いてあると分かっているだけで安心なんです。

スキンケアを持ち歩かなくていいのは、旅の荷物としてもありがたいですね。

帰ってから調べたら、どちらも通販で買えるものでした。

一度使っただけで語れるほどではないのですが、あの香りが忘れられなくて、いまだに気になっています。

スパ・バルナージュに行く前に知っておきたい6つのこと

スパ・バルナージュのラウンジのソファとアセロラドリンク

実際に行ってみて、これは先に知っておくとスムーズだな、と思ったことをまとめます(すべて執筆時点の情報です)。

ランチの10%引き券は、自分から言う。レストランのレジで「このあとスパに行きます」と伝えるだけ

ランチは90分制で、入店は14時まで。土日祝に予約する場合は11:00か13:00のどちらかの枠になります

入浴料は平日と土日祝で違います。平日1,800円、土日祝・繁忙日2,000円。安く入りたいなら平日です

予約は不要で、タオルもドリンクも料金に込み。手ぶらで立ち寄れます

日帰りは最大2時間30分。これがあっという間なので、ゆっくりしたい方は宿泊のほうが向いています

日中の絶景サウナは、窓から日差しが入ります。日焼けが気になる方は、暗い瞑想サウナを中心にするか、泊まって夜の絶景サウナを狙うのが良さそうです

実際、私も2時間半では足りませんでした。

ラウンジのソファが心地よくて、サウナと水風呂を回っているうちに時間が過ぎてしまうんです。

次に行くときは泊まりで、と決めています。

宿泊すると朝サウナが無料で使えるそうなので、朝の海を見ながら入ってみたいですね。

\ ホテルグランミラージュの空室と料金を見る/

【まとめ】スパ・バルナージュの口コミ|ランチとセットが正解でした

スパ・バルナージュ 夕日の見える絶景サウナ(イラスト)

何も期待しないで行ったからこそ、というのもあると思います。

それにしても、想定していた「ホテルのついでのお風呂」とは、まったく違う場所でした。

  • ランチのレジで10%引き券をもらえば、平日1,800円が1,620円になる(自分から言うのを忘れずに)
  • サウナは絶景と瞑想の2種類。鐘の音が流れる瞑想サウナは、暗さも含めて心地よい
  • 水風呂は16〜17℃と30〜37℃の2つ。立山の伏流水で、そのまま飲めて美味しい
  • アメニティはReFaとOSAJI。スキンケアを持ち歩かなくていいのは、旅ではかなり助かる
  • 私が行った平日はほぼ貸切。人混みが苦手でも、ここなら落ち着いて過ごせそう

県外から富山に行く予定がある方には、迷わずおすすめしたい場所です。

海も山も食も楽しめて、スタイリッシュでアートまで楽しめる。

それでいて、都会の人気サウナと比べるとかなり手が届く値段です。

利用時間もぴりぴりしていないので、時間を気にしながら入るのが苦手な方でも安心して過ごせますよ。

もし富山へ行く予定があるなら、ぜひランチとセットで立ち寄ってみてください。

きっと、私と同じように「ホテルのサウナって、こんなに良かったの?」という驚きが待っていますよ。

るんるん
るんるん

私も最初はまったく期待していませんでしたが、行ってみて本当に良かったです!

このブログを読んでいただいてありがとうございます。あなたに思いがけないハッピーがありますように!

 



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