なんだか、夏の暑さになれてきた今日このごろ。
でも、知らないうちに身体と心は、夏に消耗させられている。
外出は楽しいけど、ドーパミンの後にはセロトニンがほしい。
手触りのいい服やマットレス、好きな香り、そして心地良い音楽。
今日は、夏の日にハートをゆるめられるRelax Musicを10曲、選んでみた。

美的計画/「点と線」feat.さとうもか
最近よく聴いてるindigo la End(インディゴラエンド)の川谷絵音&さとうもかのコラボ。
あざといラブリーな曲と声のふわふわ感が最高のかけ合わせ。
すれ違う前に気付けない 僕ら半信半疑の無双中 棘の抜き差しをされてる途中に 鳴く小さい声は届かないや アクロバットな性格に見えて 僕らは勝手に夢想中 また恋は難しくなるばかりさ
疲労を忘れさせてくれる麻薬、「恋愛」感覚に酔ってハートが浮遊する。
くるり/「琥珀色の街、上海蟹の朝」(Klang Ruler & kojikoji)
くるりは、ジャンルにとらわれない幅広い音楽性をもつバンド。
こんなシティポップ風の曲には、トラックメイカーKlang Rulerのアレンジ&koji kojiの甘すぎない歌声がはまってる。
張り詰めた日々を溶かすのは、朝焼け前の君のこころ 両手を広げたら聞こえてくるよ
こころは、ひと飛びでおしゃれな上海の街へ。
Blur/「Ghost Ship」
1994年に大ブレイクした、英国を代表するオルタナティブ・ロックバンド、Blur(ブラー)。
活動、音楽性の幅広さは、フロントマン、デーモンのバーチャル覆面音楽プロジェクトGorillaz(ゴリラズ)からも分かる。
Cause I’m on a ghost ship driving my heart In Hong Kong
It’s the last ride boarding here tonight Out in the bay I need a lightning in you to shine out Bright race
香港の街にインスピレーションを受けて作った、8枚目のスタジオ・アルバム「ザ・マジック・ウィップ」は、フルメンバーでは「13」以来なんと16年ぶりのリリース。
「Ghost Ship」に乗って、異次元のクルーズにゆらゆら出かけよう。
yonawo/「close to you」
福岡出身の4人組の新世代バンド、yonawo(ヨナヲ)。
「close to you」は、カーペンターズのクールなカバーが有名だけど、マイナスイオンに満ちたyonawoバージョンもすごくいい。
Why do birds suddenly appear Every time you are near Just like me,they long to be Close to you
突然あなたと一緒に鳥たちがあらわれる わたしと同じくみんなあなたのそばにいたいから
このまま寝入っちゃいそうな、秀逸な「ベッドタイムサウンズ」。
唾奇 × Sweet William /「Good Enough」feat. kiki vivi lily
涼しげなヒップホップが魅力的な、沖縄出身の「スゲエラッパー」唾奇(つばき)。
そして注目のトラックメイカー、Sweet William(スウィートウィリアム)とシンガーソングライターkiki vivi lily(キキヴィヴィリリー)のスウィートな歌声の組み合わせ。
計算された才能のかけ合わせ、、、ハズレなわけがない。
悩みのタネはだれ?元彼?それか俺?かアレ?はたまた金? 理想は屋根のある家 電気もガス通ってて あったかいご飯が待ってる 冷えたビールと彼女が待ってる でも歌ってる俺の将来 保証は無い どうしよーも無い夜 徒歩でもナイトクルーズ 目的など無くこの道を行く
「超かっこいい!」と話題のアルバム。「Good Enough」は7曲め。
Her’s/「Harvey」
UKリヴァプール出身のインディー/ジャングルポップ・デュオHer’s(ハーズ)。
2ndアルバムを提げて、満を持した長いUSツアーへ向かった2019年。タフなツアーを行っていたHer’sは、アリゾナ州から翌日の演奏のためにカリフォルニア州へ向けての移動の最中、逆走車両による事故に遭遇し、巻き込まれる形で命を落としてしまった。
Harvey Nobody knows what I see Nobody knows I’m waiting Waiting for you to call Harvey Nobody knows what I see Everyone thinks I’m crazy Crazy for you, oh boy
当時、華がありつつ時代性とは少しずれていて、個性的な音楽だった。
もっと、新しい彼らの音楽が聴きたかった、、、。
SIN/「海になりたい」feat. おかもとえみ
超大人気タイ人シンガー・ソングライターSin(シン)が、海をテーマに作った曲。
R&Bシンガーソングライターおかもとえみの日本語詩とエモい歌声にくつろぐ。
昭和な懐かしい感じが、逆に新しく響く。
小さくざわめく砂に乗る 地平線の果てを知りたくて いつか海になれるのなら 朝から夜まで輝こう そう言って少し 微笑んだ顔が 水に溶けていく 変わらない夢の中 潮風にまかせ 小さな 悩みも吹き飛ばして 吸い込む波のメロディ
波にゆられながら、「海になる」とはどういうことか、ぼんやり考えよう。
七尾旅人/「どんどん季節は流れて」
1998年から活動している、高知県出身のシンガーソングライター七尾旅人。
ファンタジックなメロディで、人生のリアルを描き続けている。
どうしても僕らにはあの星が見えないの? どうしても僕らにはあの花がとれないの? どうしてもこの世界に喜びは満ちないの? どうしても皆して遠くへ行っちゃうの? どんどん季節は流れて どんどん季節は流れて どんどん季節は流れて 流れて行くけれど 変わらないものもあるよ この熱い思い そして君への愛
「愛し愛され、満たされている」を追体験できる。
「何億もの声」が歌う人生!「どんどん季節は流れて」は10曲めに収録。
Fishmans/「いかれたBaby」
この曲が発売されて、来年で30年になる。
世界的に人気のある、Fishmans(フィッシュマンズ)を代表する名曲。
夏の終わりに聴きたい、やさしいレゲエ曲。
ボーカル佐藤伸治さんの死去(心不全/1999年)は、今も悼まれている。
悲しい時に 浮かぶのは いつでも君の 顔だったよ 悲しい時に 笑うのは いつでも君の ことだったよ 人はいつでも 見えない力が 必要だったり してるから 悲しい夜を 見かけたら 君のことを 思い出すのさ 窓の 外には 光る 星空 君は見えない魔法を投げた 僕の見えない所で投げた そんな 気がしたよ
「見えない力」の「見えない魔法」にかかりたい。
現在も様々なアーティストにカバーされ、歌われ続けているアンセム(応援歌)は、1993年のアルバム「Neo Yankees’ Holiday」に収録。
Astrud Gilberto/「Corcovado」
ブラジルの音楽家Antonio Carlos Jobim(アントニオ・カルロス・ジョビン/1927-1994 トム・ジョビンともよばれる)による、1965年のボサノバ(ボサノヴァ)。
トム・ジョビンは1950年代後半、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライスなどとともに、ボサノバの音楽ジャンルを確立した。
Corcovado(コルコヴァード)とは、ブラジルのリオデジャネイロにある標高710メートルの丘の名称。「コルコバードの丘」とも呼ばれる。
コルコバードの丘の展望台からは、美しい海岸線や巨大な岩石の山々など、リオデジャネイロの街が一望できるそう。
世界的なもはや古典のようなこの曲は、色々なシンガーに歌われているけど、Astrud Gilberto(アストラッド・ジルベルト)の英語バージョンは、ユニークでひときわロマンチック。
Quiet nights of quiet stars Quiet chords from my guitar Floating on the silence that surrounds us Quiet thoughts and quiet dreams Quiet walks by quiet streams And a window that looks out on Corcovado Oh, how lovely
わたしたちをつつむ静けさに浮かぶ 静かな思考と静かな夢 窓からはコルコバードの眺め なんて素晴らしい
静かな夜々と静かな星々に、つつまれる。
異国の丘や海の波間へ、飛んでいける。
恋の魔法、音楽の魔法にかかりたい。
Relax Musicで、こころと身体を浮遊させよう♡
このブログで選んだ音楽のリストをYouTubeでも公開しています♪
このブログを読んでいただいてありがとうございます。
あなたに思いがけないハッピーがありますように!
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