ひさしぶりに純文学を読んで、真面目に「ジェンダー」について考えました。

読書はこころの旅

作家の山崎ナオコーラさんは現在性別非公表となっています。

エッセイを読むと簡単に分かってしまうので、秘密とかいうわけではないんですね。

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2004年頃、初めて山崎ナオコーラさんの本を書店で見かけた時は、

正直ギョッとしました。

カバー写真は地味だけど

タイトルがね、、、キャッチーでしたよね。

「人のセックスを笑うな」です。

私は単純に「面白いなあ〜」ってエンタメとして

読みました。

それに比べると、この短編集「肉体のジェンダーを笑うな」は

ジェンダー(性別に関する社会的教義と性差)について、

ここまでかというくらい繰り返し、

問題提示(分かりやすく楽しく)されています。

読んでいるうちに

「そういえばなんでだろう??」って

今までに考えたこともないような疑問が浮かんでくる。

例えば、、、

結婚式で花嫁が白いドレスではなく黒いスーツを着る」話や

「赤ちゃんのための母乳が出なくて代わりに夫が父乳をあげる」話や

「妻がロボット装着で憧れの力仕事が出来るようになる」話など。

人間は社会的な生き物だから、

社会が「こういうものだよ」って提示して、

「大多数の人がやっていること」が普通(良いこと)だって思いがち。

そこのところ「それでいいの?」って疑問を持ったり、

「考えてみる」っていうのは

そもそもきっかけがないと難しいですよね。

日本のジェンダーの不平等指数は世界的には高めの14位。

幼い頃から、男の子は青色の服、女の子はピンク色の服。

学生服も、男子はズボン、女子はスカート。

社会人の、男性のスーツの素敵さと女性のスーツの素敵さは違う。

良い意味での男女差がなかったら、味気ない世の中な気もするけど、

スカートをはきたいとか、妊娠したい男子や

マッチョになって男性を養いたい女子も、

本当にフツーに受け入れられる社会がいい。

日本って小さな国なのに、世界的にもめずらしく、

他国に侵略されたことがない。

(何度もラッキーだった)

今も大多数の国民が日本人っていう平和な国。

全体似たもの同士だと「言わなくて分かるよね」的な

常識が、まかり通りすぎる息苦しさもある。

例えば、、、同調圧力の強さが半端ない。

合わせていればラクだから、余計に考えなくなる。

それで全然知らないうちに、

本当の自分を苦しめていることに気がつかない。

「自分」はどんなふうに生きるのが幸せなんだろう??

男でも泣くときがあるし、女でも無愛想でもいいし。

お互いの差異を思いやりあって、

なるべくみんなが生きたいように生きられたら、いい。

経済の成長にもベターですよね〜)

最終話の「顔が財布」は

一部作者の実体験(SNSで自身の顔写真が拡散された)

で、全て「顔認証で支払い」という設定も

近未来予測的でリアルで面白かったです。

このブログを読んでいただいてありがとうございます。

あなたに思いがけないハッピーがありますように!

 

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